ピクニック(by 丸本陽子)
芸術劇場小ホール2にお芝居を観に行ってきました。2月にgardenさんでお世話になったお隣です。
とある演劇のワークショップで知合ったお友達の舞台を観に行きました。
劇団Peek-a-Booさんという、マイムや形態模写を基礎訓練でみっちりやってると思われる劇団さんです。
実はこのお友達、garden「はるか」でご一緒した殺陣隊の何人かと、銀色金魚さんという劇団さんで共演してまして、偶然その作品も観ていた私は、「はるか」の時に見覚えがある顔がチラホラ。「世間は狭いね~!」と盛りあがったのでした。
今回の作品は、ファンタジーでした。
超能力病(ささやかな超能力を得る替わりに一年くらいで死んでしまう)を発症する人がたくさん現れた世界。
病気を研究する施設に入院する人々が新しく入院してきた少年の「両親とピクニックに行きたい」という願いを叶えようと、看護士や研修医も巻き込んで施設を脱走します。
この脱走を報道する人たちや、施設の研究者の人々、登場人物それぞれの人生を見せながら話は進み、少年も、そして他の入院患者も結局亡くなってしまうのだけど。
ラスト30年後、実はそれは病気ではなくて、人間の進化の過程だったことが分かるのです。三代後の子供達は何の障害もなく超能力を使いこなし、心が読めるから、お互いを思いやることが自然にできるのです。
すごく分かりやすくて、ホロリとさせられる舞台でした。
うーん、やっぱり芝居っていいよなぁ。
劇中でもお客様参加型なシーンがいくつか用意されていたのですが、ロビーでもたくさんのお客さんに囲まれてそれぞれの役者さんたちが笑顔で応対している様子もとても好感がもてました。
公演の規模が大きくなるとだんだんとそういう雰囲気とは違ってきちゃうけれど、こういう小劇場なノリもやっぱり好きだな、と再確認した日でしたー。
posted by mkmdc-ko at 00:09
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